遺骨の悩みと疑問

コロナ禍だからこそ提案したい新しい納骨スタイル

人の距離が近すぎて怖い

コロナ禍での納骨はリスクが高い?

2021年1月26日現在で、日本での新型コロナウイルス感染者数は36.9万人、死亡者数は5,193人にもなります。
緊急事態宣言が発出されても、2度目の宣言では自粛する人も少なく感染者数、死者数は増すばかりです。70代、80代の高齢者の死者数が高いですが、若いからと言って命を落とさないとは限りませんし、軽症や無症状でも、後遺症で苦しんでいる人がいるということも忘れてはいけません。

コロナ禍の生活が始まって1年が経ち、慣れが出てきたせいか、「 密にならなければ何をしても良い 」という気持ちになっているように思います。

一部の人たちの中では、会食、ランチ会、飲み会が開かれ、公園ではママ達が至近距離でぺちゃくちゃおしゃべり。
自粛している人もいますが、こういった人が多くいるのも事実ですよね。だから、どこでコロナに感染してもおかしくない状況なのです。

こんな状況下での納骨はとてもリスクが高く、躊躇してしまう人もいると思うのです。お寺さんを差別するわけではないですが、不特定多数の人と接しているお坊さんや霊園の人と接することになるのですから、リスクが高いと思ってしまっても仕方のないことです。

納骨せずに自宅に置いたままにする?

納骨は絶対しなければいけないという法律はありません。納骨はせずに、自宅に置いたままの人もいます。
自宅供養といって、お寺や霊園には納骨せずに自宅に置いて供養するのです。しかし、この自宅供養は気を付けていないと、骨壺の中でカビが発生してしまうことも...

高温で火葬されたご遺骨は、陶器製の骨壺に納めてから木箱に入れられていますよね。この状態では無菌状態なので、カビが生える可能性は低いです。しかし、一旦木箱から出されると、外気に触れるため無菌状態ではなくなります。家の外との気温差で結露が生じると、カビの原因になるのです。

直射日光、湿度、風通しの良し悪しに気を付けることでカビの発生は防げますが、なかなか簡単ではありません。

人と接せずに納骨するには?

お寺や霊園に出向くことなく納骨する方法は、郵送です。ゆうパックなら、ご遺骨の入った骨壺の扱いもあります。ヤマト運輸や佐川急便では取り扱っていないのでご注意くださいね。

配達員の人も不特定多数の人との関りがあるじゃないの!?と思いますよね?そこは大丈夫です。コロナ禍の現在では、置き配サービスが主流。置き配とは、名前の通り、置いて行くという配達方法です。インターホンがなったときに、玄関先に置き配でお願いしますと伝えることで、人と接触せずに荷物を受け取ることができるのです。

人と接せずに納骨する方法

郵送で納骨することを、 送骨そうこつ と言います。

送骨の簡単な流れ

送骨キットの内容

  • 段ボール(送られてきた段ボールをそのまま使います)
  • 梱包マニュアル
  • 保護プチプチ材(骨壺を包んでください)
  • ガムテープ
  • 故人のお名前シール(骨壺の蓋に貼付してください)
  • ゆうパック着払い伝票(送り先、送り主様全て印刷済みです、段ボールに貼付してください)

梱包マニュアルに説明書きされたあるので、難しいことは何もありません。
そして、ただ送って終わりが送骨ではなく、しっかりと永代供養してくださいます。年に一回、合同供養祭も行われていますし、供養祭のときだけでなくいつでもお参りに行けるので安心してご利用ください。

送骨について詳しくはこちら



-遺骨の悩みと疑問

© 2024 お墓がない!遺骨どうする?